酒井弘行公認会計士事務所

CASE INTRODUCTION

2020.04.01

M&A : 大手日本企業の中国エレクトロニクス企業の買収

当事務所のRegistered Professionalが取り扱った案件をご紹介いたします。
本案件は、香港と東莞に事業拠点を保有する設立5年程度の成長途上のエレクトロニクス企業をターゲットとする買収案件です。
この案件に、FA(フィナンシャル・アドバイザー)として参画し、買収条件交渉を含む買収プロセス全般のアドバイザーとして買収を誓約させることができました。
また買収後も引き続き、従業員のインセンティブ・プランの設計や被買収企業によるさらなる買収案件など成長戦略施策の実行をアドバイスしております。
この案件では、買収後に被買収企業が従前の数十倍の規模に成長し、親会社である当該日本企業の主力事業を構成するに至っています。

なお買収実行後、買収取引の会計処理に必要となるPPA(買収価額をバランスシートの資産・負債科目に配分するとともに、その残額としての「のれん」の金額算定を行う作業)も受託し、報告書を提出しております。